作家がなくなって
昨年よりというか、ここ数年来小説家の死亡を告げるメディアが続いています。
私は治療家であり、来室なさった方々の痛みや問題点を解決してゆく仕事をしています。
この仕事に従事し約20年を経過していますが医療というものが技術的なものだけで解決するとは最初から考えていない人種です。
とはいえそれを表現していくのは課題が多く大変なことでもあります。
その中で先日亡くなった夏樹静子さんの著作を何度となく活用してきました。
自分を含め人は正しい生き方なんてできないものと思っております。
優柔不断というか右にいったり左にいったり遠回りしながらひとつひとつ不明確だったことに気付き、目を覚ましていく動物だと思っております。
またそれが進化であり自由に繋がるものではないかとも思っております。
それを邪魔しているのが無意識の中の観念や信念体系とも思っております。
多くの病気が多くの体調不良が改善していかないのもこうした無意識の中の観念であることを長年の治療を通して実感しています。
言い換えるならば箱の中にいる限り改善はしない、その箱から出てみると意外に簡単に改善していくという事実を多く観てきました。
それを伝えやすくするために夏樹さんや柚木さんを用いています。
夏樹静子さんのご冥福をお祈りいたします。