周波数
動物のぞうさんはぞうさん同士で低周波を発信しながら会話をしているのだそうです。
人間にはこの低周波はキャッチ不能なのだそうです。
もちろん低周波で聞くので聴覚ではありますが、この低周波は聴覚というよりも触覚というセンサーとの共同作業なのだそうです。
このぞうさんが一人で海に向かって低周波を発信することがあるのだそうです。
そういう時は、海の中にいる特にマッコウクジラと会話を交わしているのだそうです。
人間の愚かさでも語り合っているのかもしれません。
この触覚を考えてみると、はり治療におけるツボがそれにあたるのかもしれません。
治療している最中に感ずることがあります。
患者さんはもう楽だとか大丈夫だとかといって下さいます。
私としては患者さんの頭ではなくツボと会話をするほうが好きな人種です。
なぜなら頭はどうも短期的な判断と感情論が主流のようです。
ツボは感覚論ですので頭とは一致しないこともよくあります。
私は感覚を優先させたいのですが患者さんにとっては理解できないのか受容されないこともよくあります。
とはいえ治療が終わって帰られた患者さんが再び足を運んでくると、この治療は治療が終わって時間が経過したほうが楽なものなのだなといわれます。
目には見えない世界の法則というのは数多くあるようです。
まだまだ好奇心は湧いてきます。