心のありかた
ここ三軒茶屋で治療室を持ち毎日を過ごしている私がいます。
日々治療を重ねていると、実に色々な人がおられます。
現在では小学生から90代の女性までの色々な年代の方が来室して下さいます。
目先のことだけ対処しろという方、目先のことも先々のことも考えた対処をしろという方もおられるし
治したい治したいと言いながら行動は全く逆の方もおられるし、ほとんど口を利かないのでもう二度と来ないのかな
と思っていると健康維持のためか何年も来室して下さる方もいるし、とにかく第三者的に見ていると
社会のしくみの人々を集約してみているような感じを受けます。
そうして何年も治療を続けていると色々なことに気付きがあります。
それは、どんなに口で良くなりたいと言っていたとしても、それが表面的な言葉だけであって内面がまったく逆の方の場合、
実はあまりよくなっていきません。
自分自身に素直で正直な方の場合表面もそういう言動をしています。
従ってそうした方は治っていく確率が高い方です。
色々な訴えを申し出る事はどんどん行って頂きたいと思いますが、
言うだけ言って医療従事者の提言やメッセージを100%、または100%に近く受け入れない方もおられます。
そうした方はやはり治りが遅いものです。
意識的であろうが無意識的であろうが人は皆自分の思った通りのことしかしていないものなのだなと感じいっています。
私もそうなのかもしれません。
そうした方々と日々コミュニケーションをもって過ごしています。
自分が持っていない観念や定義、価値観と触れ合うと実に楽しいものです。
Traveling without moving でしょうか。
あ、これはJ-Waveの野村さんでした。