薬について
すでにご存知の方もおいでと思います。
当治療室の患者さんとの会話にも出ています。
週刊現代のバックナンバーに三週間連続で売薬から処方箋にいたる誰もが知っているまたは使っている薬品の有効無効を含めた薬のことが書かれていました。
私は鍼士ですので何千何万ある薬品についてとやかくいうことはできませんし、現代医学における薬品の知識は持ち合わせておりません。
しかしながら何年も病に悩まれる方々と接触していて、色々な薬やその効能、実際にからだに起こっている諸症状を診ていると、
週刊現代に書かれている事柄は間違っているものではないというのが感想です。
週刊誌にもあったように厚生労働省の立場、薬屋さん病院経営者およびそこで働いて生計を立てている人やそのバックにいる家族、
かつまた 患者さんやそのバックにいる家族や親類、知人友人へと意識を広げていった場合、二元論による判断は難しいことと思います。
要は免疫力、自然治癒力を低下させず、左脳である言語力も右脳であるイメージ力も低下させないことが薬をしようしないで済む方法ではないかと思います。
それに薬物が効くか効かないかは、それを服用する肉体が、体内の流れがスムースに行われているか否かという前提条件があります。
その前提条件を担っているのが経絡治療であり、それを認識したからこそ経絡治療を学び実行しています。
薬の活用もひとつの手段と考えた場合、依存するとかしないとかではなく、その肉体を所有している本人の意識の在り方を検討するのが
優先順位ではないかと思っているものです。