腸内フローラ3

先月週刊現代に出た腸内フローラの記事が、今度は週刊新潮に出ていると患者さんが教えてくれました。

いずれも詳細がないのでよく分からないよといってきたのです。

腸内細菌は脳内神経伝達物質であるセロトニンやドーパミンを必修アミノ酸であるトリプトファンなどから

生成され腸内細菌で生み出されるビタミンなどによって作られています。

そのセロトニンは腸内の危険物質の排除や脳へのメッセージ小腸大腸の蠕動運動にも関与し、

血小板や脳内の視床下部・大脳基底核、延髄や内側前頭前野にも影響を与え

精神、肉体をあらゆる角度から守ってくれています。

腸内細菌だけで免疫力の70%を有しミトコンドリアも守ってくれる大切な場所です。

たとえばセロトニンが少ないとすぐカーッとなる切れる症状、赤信号を無視していませんかとか、

無気力とか自分は価値がないとかひきこもりもセロトニンの影響かもしれません。

不安や恐怖は古典医学では腎の症状だといわれますが、ミトコンドリアを考えた場合

腸内細菌との関連を考えざるを得ません。

 

 

 

Follow me!

前の記事

耳鳴り

次の記事

原因不明の頭痛