腸内フローラ 5
週刊新潮5月7日号に腸内フローラ第2弾が載っています。
実例としてのモデル患者の腸内細菌の数値が載っています。
この週刊新潮だけでなくテレビ、ラジオなどに色々出回るようになってきました。
とてもいい事だと思います。
こうした情報がもっと広がっていけば肝臓が悪いからと言って肝臓を治そうとか、
膵臓が悪いからと言って膵臓を治そうとかという発想法から全体を見た上で
肝臓を治すためには腎臓を活性化させなければならない。
腎臓はミトコンドリアの関係から腸内細菌を考えなければならない。
ということは肝臓=アルコールという発想法は全体の中の一部に過ぎないということにもなる訳であって、
肺の機能が低下した場合も大腸や腎臓も考えなければならないという発想法に繋がってくることを
専門家でなくとも、多くの人が考えるようになってくるのではないでしょうか。
風が吹けば・・・桶屋が儲かるという古い言葉があります。
多くの方がもっと結果だけでなく原因に目を向けるようになっていけば世の中の差別や偏見も
減ってくるのではないでしょうか。
多くの病を持つ方が、多くの精神及び肉体の障害を持つ方が皆好きでそうなっているわけでは
ないと思います。
たまたま結果としてそうなっているだけであってその結果だけを見て色眼鏡を用いるのは
自分も相手も不幸なことではないでしょうか。
誰もが日々の生活の中で小さな幸せを味わっていきたいと思っていると思います。
私の仕事である治療家という立場も同様です。
そうした小さな幸せのために役立つ存在でありたいと思っています。